Enscape 3.5 - 新たなビジュアライゼーション アセットが追加

アセットはプロジェクトにコンテキストと活気を与え、設計プロセスにおいて欠かすことのできない重要な要素です。今回のリリースでは、用途に合わせて編集可能な機能を備えた応用アセットシリーズが導入され、アセット活用の柔軟性を高めています。ほかにも以下のような機能が追加されました。

  • マルチアセット編集
  • アルファ チャンネルエクスポートのアップデート
  • レンダリング機能の改良
  • 独自のアセットの追加
  • ほかにも多数!

新機能紹介

以下にご紹介する新機能で、リアルタイムビジュアライゼーションのスピードと使いやすさをぜひ実感してください。

バリアント アセット

応用アセットシリーズの一環として、同じアセットを複数のバージョンから選択が可能になりました。さらに、その新しいバリアントをお気に入りに登録して、マルチアセット配置に利用することもできます。

  • 最適なバージョンのアセットを配置することで、ストーリーを正しく伝えられます
  • シーンにアセットを置く際の選択の幅が広がります

アセットの色/素材のカスタマイズ

こちらも応用アセットシリーズに含まれる機能で、カスタマイズ用パネルでアセットの色や素材を変更できます。パラメーターを調節して、シーンの中でのアセットの強調や調和が可能になります。

  • プロジェクトのプレゼンにふさわしい表現を演出できます
  • アセットをオンラインで探す時間を節約できます

マルチアセット編集

アセットをまとめて一度にすばやく修正できます。アセットの選択、選択解除、置換、削除などを行えます。この機能は Enscape アセット ライブラリ内にあるすべてのアセットが対象です。

  • 同じ編集作業の繰り返しを避けられます
  • 複数アセットの同時編集によって、ワークフローの効率化を図れます

オリジナルの人物アセット。

先日追加した(ブログ記事を読む')オリジナルの「人物」アセットを拡充し、総数は90点を超えました。これらのアセットが特別なのは、Enscape 専用であり、他では手に入りません。

  • 多種多様な人物アセットをシーンに配置することで、プレゼンを活気づけられます
  • 適切な環境演出によって、空間が持つ役割と魅力を最大限引き立てることができます

アルファ チャンネル エクスポートアップデート

既存機能のアップデートにより、アルファ チャンネル エクスポートにおける、半透明マテリアルと各種背景との改良された合成機能を利用できるようになりました。

  • ポストプロダクション作業に費やす時間を短縮できます
  • より現実的な外観を簡単に作成できます

レンダリングの照明と反射の向上

室内の改良された間接照明、および間接照明の鏡面反射のより正確な表現によって、設計シーンのリアルさを高めます。ハードウェアアクセラレーションによるレイトレーシングに対応する GPU 搭載機器で利用できます。

  • 室内シーンに深い奥行きを演出します
  • 鏡面反射の陰影をより正確に表現します。

その他の機能

さらにEnscape 3.5 では、Rhino ユーザー向けにアセットジオメトリが現行のレイヤーに配置されるワークフローの改善、Enscape ユーザー アカウントのツールバーのユーザーエリアの追加、Revit の平行投影ビューのアップデート、 正規SpaceMouseのサポートも含まれています。

Enscape 3.5 に関するブログ記事でさらに詳しい情報を紹介していますので、ご参照ください。また、\31.05.2023の Enscape 3.5 に関するライブ配信をぜひご視聴ください。

Enscape 3.5 のチュートリアル動画

今回の新機能とアップデートを利用して、ビジュアライゼーションのクオリティを高め、設計ワークフローを効率化する方法を説明しています。

ぜひご利用ください

おかげさまで世界中のアーキテクトやデザイナーにご利用いただいています

Semba-okura-testimonial

Enscapeをプロセスに取り込んでから、社内のデザインプロセスに変化が見え始めています。社内チーム間のコミュニケーションがスムーズになり、ワークフローが効率化され、クライアントにも良い印象を与えることができるようになりました。

大倉佑介
株式会社船場
DX本部デジタルデザイン ディビジョン ディビジョンリーダー

当社のプロセスは進化しました。
以前よりも早く判断や決定を行えるようになったため、設計に多くの時間をかけられるようになりました。

Bob Shemwell
シニア プリンシパル
Overland パートナー

クライアントが建物の内外を仮想的にさまざまなことを体験できるため、本来かかるコストを大幅に抑えられる可能性があります。どんなものが出来上がるのか前もって把握できるのですから。

Paul McCreanor
ディレクター
McCreanor and Co. Architects

大きなモデルでもスムーズに操作できるEnscapeなら、**設計のあらゆる段階を、驚くほどのクオリティと臨場感と共にリアルタイムに体験ができます

Paul Renner
BIM プラクティス スペシャリスト
KPF

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